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2015/07/25

玉島ハーバーフェスティバル 護衛艦「さみだれ」公開

午前中の公開は1000から1100まで。1時間半ほどで行けるだろうと目論んでいたら、高速降りてから信号に引っかかること夥し。臨時駐車場に車を置いてシャトルバスで会場入りしたところで、無情にも午前の公開受付終了のアナウンスが。午後の公開は1300からなので、2時間もあるんだよなあ。




まあ良いか、ここは陸自の装備品展示もあるのでぼちぼち見させてもらいましょう。

高機動車に搭載された近SAM。

うろうろ眺めていると、WACの方が声をかけてくれました。お誘いに乗って、乗っかってみます。近SAM搭載車両の助手席、普通の車両ならグローブボックスがあるところががばっと開いて近SAMの操作盤が。表示板はクローズのままでしたが、固定式のグリップの上に親指で十字方向に操作するボタンと、他に二つのスイッチ。


駐屯地の記念行事で展示されるように、ヘルメット型の操作機もありますが。

近SAMは、車長、対象捜索、機器操作の役割分担で運用されるそうです。


隣に置いてあったのが3.5tダンプ。

ダンプと言いながら荷箱には対向したベンチを搭載し、人員輸送仕様。堅い木のベンチで、これで長距離移動するのって辛いよなあ。

空調も無いし。以前見島の基地公開で、港からの移動にトラックの荷台のベンチに座らせてもらった事があります。短距離の移動なら面白いなあで済むけど。

82式指揮通信車。窓の装甲を全開で天気が良かったので、車内がよく見えました。ほほう成程こんな風になってるのね。

92式地雷原処理車。日本原や三軒屋の駐屯地記念行事ではお馴染み。総火演では、多少弾薬を減らしたりはしますが、実弾を撃つところが見られます。

あ、発射機はIHIエアロスペース製なのか。無限軌道にはゴムパッドを付けていました。

グレーダ。除雪や道路整備に使われますが、民生機とものは変わらないそうです。塗装が違うくらい。20年以上使い続けているとのことで、メンテナンス大変だろうなあ。

1/2tトラック。いわゆるパジェロ。無理やりの6人乗りで、3列目は横向きに向かい合って座る構造。狭いよすごく。SJ-10型ジムニー並か。

乗用車と違ってドアの内張もなんにも無くて、そこにライフルホルダーを設置してあります。しかしドアに灰皿が付いてるって、ベースになった民生品の仕様をそのまんま使い続けてるのね、多分。

野外炊具1号(改)。あ、何が改なのか聞くの忘れてた。

消防や警察も車両を展示しています。また、倉敷市も災害のシミュレーションのための設備として煙体験ハウスを出展。試してみましたが、成程これは大変。見通しが効かない。窓があって明かりが入る周辺はまだしも、照明のない状況で煙にまかれたらパニックになりそうですね、確かに。

さて午後のさみだれ公開まで20分ほど前になったので乗艦待ちの列に並んでみます。あ、サクラ一輪の旗が揚がっているのは、隊司令の乗艦を表しているのですね。

乗艦して、後甲板へ。今回はヘリの搭乗はなし。


格納庫では号笛の実演なんてものを見せてもらいました。帆船の時代にフネ全体に指示を行き届かせるために生まれ、今でも各国の軍艦で使われているそうです。

ラッパの吹奏展示。起床から食事、早足行進のラッパまで。少ない音階でよくぞ。
動画。

その後は手旗信号の実演。某海自が主人公の映画のラストシーン近くで使われて失笑を買ってしまったあれですね。基本的な体系はシンプルなようですが、知らないと判別できませんやっぱり。

艦の中ほどには、箱状のVLSが。VLSって艦体に埋め込んであるのが当たり前だと思ってましたが、それはものを知らないと言うことのようですね。成程、こんなのもあるのか。GMVLS MK48 MOD4だそうです。

90式対艦誘導弾。あれ、3連装×2になってる。4連装が本来だと思うんだけど。

チャフの発射機は6連装が左右に二機ずつですね。その近くには機銃座も。

中央付近にはさみだれの鐘が。

今回は艦橋にも入れてもらえました。仕事場、ですねえこれは。

天井後方からぶら下がってる棒はなんだろうと思ったら、荒天時に艦が傾いた時のグリップだそうです。45°位までは経験しているそうで。それは確かに掴まらないと体を支えることも出来ない状況。

あちこちに立ち入り禁止のトラロープを張ってあります。結べるところは良いんですが、壁しかないところはマグネットクリップで。「応急工作」ね。

前甲板。CIWSやら単装砲やらVLSが鎮座。こう言った武装の実弾訓練は年に数回行われるそうです。対艦兵器は艦に、対空兵器は航空機がえい航する標的を狙いますが、命中させると標的が壊れてそれ以降の訓練に差し障りがでるので、当てるための訓練ですが当てないようにしているそうで。しかしたまに当ててしまって困ることもあるとのこと。先だってもCIWSでやらかしたと。練度が高いのは良いことだと、言ってしまってはいけないのでしょうかね。




一通り見たところで撤収。シャトルバスで駐車場に戻って、次は舞鶴へ移動です。ところで、駐車場にちょっと珍しい車が。現役で使われているのが某氏所有以外にもまだまだあるのですね。

2 件のコメント:

  1. 私は7/26に玉島ハーバーフェスティバルに参加させていただきました。
    野外炊具1号(改)の何が改なのか聞いてみましたが
    どうやら改になると調理器具の加熱開始をスイッチ1つで出来るようになったみたいです。
    改になる前はガソリンと火種のようなもので内部温めてから、
    灯油を入れて加熱開始していたようです。(うろ覚えなので少し違ったらすみません)

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    1. おー、わざわざありがとうございます。
      そうそう、数年前に見せてもらった時は確かに灯油とガソリンが要るとのお話でした。
      利便性が上がっているのですね。

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