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2014/08/23

平成26年度富士総合火力演習

今年もお誘いを受けて、前日の予行に出席。金曜日に有給をもぎ取ってこの日は移動日。御殿場まで自走して宿にチェックイン。この段階ではシート券を受領。翌朝は4時に起きて、5時に出る車に便乗させてもらいます。5時半に現地入りして何故かスタンド席に呼びつけられてしまいました。何と言いますか、ありがたい限り。

天気予報ではこの日は終日曇り。のはずなんですが、ぽつりぽつり。雨雲レーダーを確認すると結構な降りが予想されています。念のため持ってきた雨具が役に立ちそうなのはあんまり嬉しくありませんが、やむなし。


点検射、1年ぶりの戦車砲実弾射撃に痺れます。この音、この衝撃。
動画。

写真。
戦車新旧世代。
 撃つよー。
 もっかい撃つよー。
 更にもいっちょ撃つよー。
 90式の武骨さも捨てがたい。
 89式装甲戦闘車。後日御嶽山の噴火で借り出された。
 牽引されるFH70とすれ違う、203ミリ自走榴弾砲と随伴する87式砲側弾薬車。
 アパッチ飛来。
偵察任務のOH-1。
 2機並んだけどちょっと鼻が欠けた。
 傾けて飛び去る機体。

前段の前に、散水車が活躍。音楽隊の演奏の背後で。

10時から前段演習開始。陸自の主要装備を紹介する流れです。遠距離火力の特科、99式自走155mm榴弾砲、203mm自走榴弾砲、155mm榴弾砲(FH70)。中距離火力として、迫撃砲は81mm L16と120mm RT。誘導弾は87式対戦車誘導弾、96式多目的誘導弾システム、中距離多目的誘導弾。近距離火力が対人兵器の指向性散弾、普通科火力として軽装甲機動車、01式軽対戦車誘導弾、対人狙撃銃、96式装輪装甲車、96式40mm自動てき弾銃、12.7mm重機関銃、89式5.56mm小銃、5.56mm機関銃(minimi)、06式小銃てき弾、84mm無反動砲、110mm個人携帯対戦車弾、89式装甲戦闘車。ヘリ火力はAH-1SコブラとAH-64Dアパッチ。対空火力が87式自走高射機関砲。戦車火力が74式、90式、そして10式。途中霧が濃くなって、一部披露できない火力もありましたがそれはまあやむなし。霧は目視もIRによる照準も適いません。 動画。

写真。
普通科の射撃で標的が燃え上がった。
 89式装甲戦闘車が前進。雨に濡れる車体が美しい。
 エリコンKDE 35mm機関砲が連射される。
 87式自走高射機関砲、通称「ガンタンク」

 ヒトマル式、停止しての射撃。
 スラローム射撃。
 急停止直後の射撃。火炎の直近は雨が蒸発しているのか。更にその周辺では雨滴が飛散している。

しっかり雨の降る中、後段演習開始。ここ何年かの流れで島嶼部に対する攻撃への対応を統合作戦として演じます。天候が悪いのでビデオでの紹介のみですが、海自P-3Cと空自F-2による支援を得て、接近する敵艦艇への警戒監視と攻撃から始まります。陸自は88式地対艦誘導弾で攻撃。ワルプルギスの夜には効果がありませんでしたが通常の艦艇には充分対処可能な兵器です。ヘリによる偵察、ヘリボンでの先遣部隊の機動展開、地上部隊の偵察行動、そして前段で紹介された火力を総動員して敵を撃退。目まぐるしい展開。しかしやっぱり10式戦車のスラローム射撃や後退射撃は格好良いなあ。
 動画。
写真。
88式対艦ミサイル。目標設定さえ出来れば一人でも扱えるらしい。
 中距離多目的誘導弾、発射。
 OH-1が舞う。
 UH-1が搭載する偵察バイクを下ろすために降下。
 走り出す偵察バイク。
 アパッチがM230 30mmチェーンガンで援護。
 UH-60からのラペリング降下。
 CH-47からも。
 チヌークのダウンウォッシュで雨が吹き飛ばされる。
 のそり、と高機動車が降り立つ。
 雨の中無蓋で走り出す。
 泥を蹴り立てて走る軽装甲機動車。
 87式偵察警戒車の激しいコーナリング。
 主武装はエリコン25mm機関砲。
 偵察バイクのジャンプ。
 煙幕を張る。
 74式戦車もまだまだ現役。
 92式地雷原処理車から地雷原処理用ロケット。
 噴射停止後、ワイヤーに引かれて処理用の爆弾が並ぶ(展示用に減数されています)。
 地雷原で並んで爆発する事で安全地帯を確保。
 再び偵察。
 火力集中で敵を撃退。





 最後は航空部隊も勢ぞろい。

フレアを撃って例年通り、演習の終了です。お天道さまも良くしてくれたもので、終わると雨が上がるありがたさ。泣けてきます。と言う訳で撤収。

しかし、雨具がしっかりしていて撮影機材も(一部除いて)雨に耐える仕様だと、天候の悪い総火演も楽しめるものだなあと。

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