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2015/08/10

河口湖自動車博物館・飛行舘

毎年8月にのみ公開される自動車と航空機の博物館。飛行館は、太平洋戦争当時の機体を主に、一部航空自衛隊で使われた機体も屋外に展示している。機体の復元にも力を入れていて、最近では一式陸攻が。また今年から桜花が展示されている。

前日は社長の小部屋を見てそのまま御殿場に泊まり、朝から河口湖へ移動。流石に標高が上がると気温も低くて、車を降りると空気がひんやり。早速入場して料金を支払い、展示品をじっくりと見せてもらいます。



入って右手の天井から、桜花が吊り下げられています。母機となる一式陸攻から切り離された後固体ロケットによる推進力を得て、パイロット自身の操縦で敵艦に特攻をかける。コードネーム:Baka と呼ばれた外道の兵器。この重い機体をぶら下げた一式陸攻も機動性が落ちるため、格好の標的となったとも聞きます。


ここの方に聞いたところ、ここ以外に国内には復元された三機が現存するそうです。靖国神社と所沢航空発祥記念館(展示せず)、そして大分(調べたところ茨城県鹿嶋市の「櫻花公園」の間違いかも)。英国の地でも王室航空博物館に展示されています。

この桜花、先端に付いている発電用の小さなプロペラはオリジナルの部品だそうです。米国のコレクターが所有していたもので、隼の部品と一緒に、何の部品か分からないと言う事で譲り受けたものをこちらの館長が調べて、桜花のものだと判明したとの事。

一式陸攻も復元されて展示。但し、主翼と水平尾翼はありません。そこを復元するとこの会場に収まらないんだろうなあ。これを屋外に置きたくはないだろうし。


エンジンは相当腐食した状態のものが2機。ニコイチで併せて1機、復元を試みたいそうです。

陸攻に搭載する91式航空魚雷も展示されています。特徴的な4枚×2の二重反転式のスクリューは触ってもOK。とてもスムーズに回ります。


動画。

陸軍の隼は復元の途上。無塗装のジュラルミンの機体が美しい。


屋外に出てみますと、空自で使われていたT-33A、ブルーインパルス塗装のF-86F、それにこれはT-6Gかな。この博物館の趣旨からして大戦以降の機体はあまり大事にされてない雰囲気です。建物の広さからして、全部屋内に保管出来ないのも無理ないとも言えますが。



不勉強ゆえ、判別出来ない機体も幾つか。これって何?



館内、中央には零戦2機や93式中間練習機が展示されているのは有名ですね。


と言った感じで見学をさせてもらって、終了。帰路につきます。

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